大工工と内装工は、どちらも建物を建てるときに必要不可欠な工事です。
しかし、その明確な違いを理解しているという方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、建築工事に欠かせない大工工事と内装工事を行う「大工と内装工の違い」について詳しく解説していきます。
大工とは?
大工は、主に木材を使用して土台や壁という建物の基礎部分の施工を行う職人のことを指します。
つまり、内装工事を行う前に必要な土台作りをする仕事です。
大工は建築に使用される素材の特性を理解し材料の選定を行う「造作大工」と柱や梁などの構造部分を造る「建て方大工」、造作工事と建て方工事どちらもできる「施工大工」に分かれます。
内装工とは?
一方、内装工は建物がほぼ完成したあとにクロス工事など内装の仕上げ作業を行う職人のことを指します。
内装工事の種類は多岐にわたり、それぞれ専門の職人が施工を行うことが一般的です。
内装工事の『種類』
それでは、内装工事の種類を見ていきましょう。
●ボード工事
「ボード工事」とは、建物の壁や天井の下地となる部分を作る工事のことです。
木または軽量鉄骨下地(軽天)と呼ばれる素材の上に、ボードを貼り隙間をパテで埋めていきます。
ボードにはさまざまな種類があり、一般的に石膏ボードが使用されます。
●クロス工事
「クロス工事」では、ボード工事で作った壁や天井にクロスを貼っていく工事のことです。
クロスには紙クロスやビニールクロス、織物クロスなどさまざまな種類や色、柄のものが存在し、どのようなクロスを選ぶかによって内装の雰囲気は大きく変化します。
●左官工事
「左官工事」は、壁や天井に壁土やモルタル、漆喰などを塗っていく工事のことです。
デザインも豊富でオリジナリティ溢れる内装を実現したいという場合に向いています。
●塗装工事
「塗装工事」は、顔料や合成樹脂、添加剤や溶剤などによって構成された塗料を塗装していく工事のことです。
塗装工事は、一般的に外壁や屋根に行われる工事というイメージがありますが、実は内装にも施工することができます。
塗装工事を行う際は、塗料を乾燥させる時間が必要になります。
●床工事
「床工事」は、フローリングやフロアマット、フロアタイルなどで床の仕上げを行う工事のことです。
床も壁と同様に、内装の雰囲気を左右する部分です。
そのため、どのような素材を選ぶかが非常に重要になります。
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榊装飾では、内装工事を承っております。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したように、大工と内装工はそれぞれ役割が異なりますが、どちらも建物を建てるためには必要不可欠な存在です。
この記事が、それぞれの違いについて理解を深めたいと感じたあなたの参考となりましたら幸いです。
榊装飾
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